クラウド上位3社 AWS、Azure、GCPの比較

IT

最近の企業のシステム管理者のニーズは、

自社のサーバーやDBをクラウド化してオンライン上で管理したい

システム開発やテスト検証における時間とコストを削減したい

サイバー攻撃や自然災害におけるリスクを軽減させたい 

などが大半である。

これらのニーズの応えるのが、クラウドサービスである。

ガートナー社の調査によると2019年のクラウドサービスの上位は、

1位 Amazon (AWS)

2位 Microsoft (Azure)

3位 Google (GCP)

4位 Alibaba

5位 Oracle

6位 IBM

となっている。

現在、業界トップのAWSに対して、Microsoft AzureとGoogleによるシェア争奪の激しい攻勢が加速している状況である。

AWSの特徴とメリット

低コスト:

運用コストは、完全な従量課金制、いつでもサービスを停止、縮小や拡大することが自由に設定可能。また、ユーザー数が増加するとAWSのサーバーの調達コストやサービスの維持コストが下がるためこのコストダウンをユーザーに還元して、継続的なザービスの値下げをしている。

拡張性が高い

システムの拡張、縮小をユーザーが自分でAWSのサイト上で簡単な設定変更で実行可能なため、従来に比べサービス提供元とのスケジュール調整等の必要もなく大幅に時間が削減できる。また、複数のサーバーを稼働中であっても、特定の1台のサーバーだけを変更することも可能です。

運用性が良い

企業のシステムの管理者は、AWSを利用することにより、ハードウェアの管理やソフトウェアのアップデートの作業から開放される。

高いセキュリティ

AWSは、サーバーを高い安全対策が実施されているデータセンターで運用しているため、ユーザーは、独自でセキュリティ対策を行う必要はありません。また、データセンターで運用するに当たり、サポートサービスやプロフェッショナルサービスのオプションも用意されています。

AWSの主なサービスと特徴

Amazon EC2 :Webサーバー環境の構築、運用、仮想サービスを複数設定したり、ハードディスクやメモリなどのスペックをサイト上で簡単に設定可能です。

Amazon S3:データ保存、コンテンツ配信などのデータの保存・保護を専門とするストレージサービスです。

Amazon RDS:様々なデータベースの活用が可能です。

CodeStar :コード開発環境、アプリケーションコードのコーディング、ビルド、

テスト、デプロイに使用する開発と継続的な配信管理が可能です。

Amazon FreeRTOS:IoTソリューション開発、組み込みシステムの構築に必要なリアルタイムOSを無償提供しています。

Amazon Personalize: AIモデルの活用、企業のお客様へのレコメンディーションの機能を容易に提供することが可能です。

Microsoft Azureの主なサービスと特徴

Microsoft Azureの主なサービスと特徴

Microsoft Azureは、AWSと同様にシステム開発や運用に役立つ機能を含むクラウドサーバーと言える。また、仮想マシンやネットワークを構築する機能、AIを設計できる機能も提供している。

 

Azure Functions: サーバーを設定せずにプログラムを実行する機能

Web Apps、Mobile Apps:Web、モバイルアプリケーションを設計や構築を支援する機能

Azure Storage:ファイルやデータの保存や保護または共有をする機能

Azure Backup:バックアップや復元などを行う機能

Azure DevOps:システム開発に必要な設計書の作成やコード管理などを支援する機能

Azure Machine Learning :機械学習を組み立てられる機能

 

GCP (Google Cloud Platform)の主なサービスと特徴

検索エンジンの首位であるGoogleの技術力におけるデータ解析や機械学習サービスを提供し、アプリケーションのスケールアウト、複数サーバーへの追加拡張の機能を実現する。

ビッグデータの解析や機械学習の技術サービスは、AWSやAzure以上の優位性がある。

Google App Engine: 自動的にスケールされるサーバー、Googleのデータセンター上で運用

BigQuery : 大規模なデータを高速処理

Cloud Machine Learning: 業界をリードするGoogleの機械学習

 

比較のまとめ

AWSとAzureはガートナー社の評価によれば、システムの多様性や柔軟性、俊敏性と日本国内における利用のしやすさでなど、サービス内容は、ほぼ互角と言って良い。従って、製品の優位性よりも、運用する情報システムの担当者、管理者の理解とサービスの構築や運営方針によって、選択されているのが現状である。

GCPは圧倒的にデータ分析や機械学習系のシステムが充実していること、コスト面でAWS、Azureより優れているが、ドキュメントやサポートが英語の部分が残っているおり、運用管理者が他のサービスに比べ英語力と高い技術知識を要求される。

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